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事業計画策定時には外部環境及び内部環境の分析が必要です。

2010年3月18日

昨日は事業計画の意義について記載しました。今日は事業計画策定の留意点として、それは達成できるのかといったことを考えていきます。そのためには、、自分の外部及び内部の環境分析が必要です。

外部環境分析を行うこと                                                                         外部環境とは、自分たちではどうすることもできない環境です。 政治的要因(業界の法的規制等)、経済的要因(景気動向等)、社会的要因(ライフスタイル等)、技術的要因(技術革新等)の視点から外部マクロ環境を分析します。マクロ環境要因が自社の属する業界や自社事業に与える影響を分析するのです。外部マクロ環境を考察した結果、自社に追い風が吹いているのか、それとも向かい風が吹いているのかを把握することになります。 自社を取り囲む外部マクロ環境がプラスに働いているのであれば、自社事業の成長可能性はより高くなりますし、自社に逆風ならその対策を検討しなければいけません。 自社が属する業界構造を分析することで、業界の魅力度を測ります。業界の市場規模、収益性、競合先、競争環境などの分析を行います。これらが高ければ有望ですが、低い場合はどうするか検討しなければいけません。

内部環境分析をも行うこと                                                                       内部経営環境の分析は、自社内の経営資源に何があるのかを把握し、自社の強みとなる経営資源と弱みである経営資源不足を明らかにすることです。足りない経営資源は社外から補填しなければいけません。   

③SWOT分析行うこと                                                                           外部経営環境と内部経営資源を把握した後は、SWOT分析を行います。SWOT分析とは、自社の強み(Strength)と弱み(Weakness)、事業機会(Opportunity)、脅威(Threat)の4つの軸から評価する手法です。SWOTは、4つの軸の頭文字を取ったものです。自社の強み(Strength)においては、自社が他社に比べて強い点を明らかにします。弱み(Weakness)においては、自社が他社に比べて弱い点を明らかにします。
事業機会(Opportunity)においては、自社にとっての事業機会(ビジネスチャンス)を明らかにします。脅威(Threat)においては、自社の事業に悪影響を与える脅威を明らかにします。SWOT分析の結果は、単なる問題点の列挙に過ぎません。そこで重要なのは、外部経営環境と内部経営環境に照らして、事業機会に対して自社の強みを活かし、脅威と弱みをカバーするような経営戦略を立案することが必要となります。

上記のような経営環境の分析を行わなず、ビジネス展開、起業するとリスクが大きいものであります。上記のようなことにも、留意して、ビジネス展開、あるいは起業しましょう。当事務所は、このようなことにも留意しながら、経営計画の策定支援を実施していますので、ご安心ください。ご不明な点等、ございましたら、当事務所までお気軽にお問い合わせください。

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 戦略的な意味のある中期経営計画策定