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経営計画にマーケティング戦略は何故必要か?

2010年4月9日

企業の業績は取り巻く環境に大きく左右されます。この企業を取り巻く環境のうち、事業に与える影響力の大きい1つが「マーケティング環境」いかえれば、買い手が求めているものはどのようになっているのかということであります。企業のマーケティングは、このマーケティング環境がどのように変化しているのか、そのトレンドを分析することが重要であります。そのうえで、適切なマーケティング戦略を立てていく必要があります。

マーケティング戦略を立案するための環境分析ですが、まずは自分自身と相手のことを理解する必要があります。相手と自社のことをよく知っている企業というのは、どんな環境においても堅実な業績を残すことができますし、自社のみをよく知っている企業は浮き沈みの激しい業績に甘んじることになります。相手のことも自社のこともよく分析せずにビジネスを展開する企業というのは、必ず危機的な状況に陥いる可能性が高いといえるでしょう。具体的には、

まず、分析対象についてはビジネスに関わる全ての対象を、モレなくダブリなく分析しなければなりません。自社はもちろんのこと、市場で争いを繰り広げる競合企業や商品やサービスの販売対象となる顧客、仕入れ先や流通企業などの協力業者など対象は多岐にわたります。SWOT分析(Strength[強み]、Weakness[弱み]、Opportunity[機会]、Threat[脅威])を通して競合企業の強みや弱みを把握したり、自社のビジネスモデルを確認したり、顧客分析を通して市場の動向を把握したりと、事業に関わる詳細な環境を知ることが可能になります。

また、企業を取り巻く外部環境をも検討する必要があります。企業は競合企業や顧客だけでなく、法律や景気変動、ライフスタイルの変化、技術革新などの外部環境にも多大な影響を受けます。そこで政治・経済・社会・技術等を分析し、将来的な変化を予測しておくことは重要なポイントとなるのです。

皆様、いかがでしょうか。経営するなかでマーケティングを化学的に行い、売れるものを市場にだしていくこともは大事なことであります。具体的にどのように実施していくか等の疑問点等ございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。昨今の企業間競争激しい中、このマーケティング戦略は、重要なものであり、早急に確立する必要があるでしょう。

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