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決算書の作成にあたりチェックポイント(1)

2010年5月13日

3月決算会社の一般的な中小企業の法人税申告署提出期限は、5月末日です。(申告期限の延長している場合は、6月末日です。)決算作業の真っ最中であることでしょう。本日は、一般的な決算のチェックポイントを本日と翌日の金曜日、翌週の月曜日の3回にわたって記載いたします。一般的な項目ですので、各々の業種業態に応じた項目を補足することを検討する必要があります

売上関係、①売上計上日付は、出荷伝票、納品書控、請求書控、領収書控、研修通知書等からの資料から、確認しているか②売上の計上事業年度がずれていないか(当期の売上とすべきものが翌期にずれていないか、請求書締切日以後、決算日までの売上が計上されているか、翌期の売上とすべきものが当期の売上とされていないか)③仕入先から直送した売上について、売上計上漏れがないか前受金等の負債科目で残っているものに、売上に計上すべきものがないか副産物等の売却による雑収入の計上はあるか工事進行基準の適用をすべき長期大規模工事の認識を怠っていないか部分完成工事基準を適用すべき請負工事について、工事完成基準によっていないか

売上原価関係、①当期の売上総利益率について、前期以前のとの比較、また、同業他社との比較検討が行われているか、大きな差がある場合、原因究明を行ったか②実地棚卸は行われているか棚卸計上もれはないか、預け在庫がもれていないか実地棚卸したときの棚卸原票はあるか⑤届け出た評価方法により計算しているか帳簿棚卸高と実地棚卸高が著しく異なっている場合、その原因究明がなされているか

皆様いかがですか。決算はチェックしながら慎重に行う必要があります。決算のチェックせず、誤りに気付かず行うと大変なことになります。疑問点等ございましたら、遠慮なく当事務所まで、お問い合わせいただければ幸いです。

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