吉永公認会計士・税理士事務所
大阪市北区豊崎3-20-9 三栄ビル8階801A号室

今日のワンポイント
One Point

HOME > 今日のワンポイント > 決算書の作成にあたりチェックポイント(3)


トピックス


トピックス

決算書の作成にあたりチェックポイント(3)

2010年5月17日

決算書の作成する際のチェックポイントです。先週から3回の予定で記載しました、本日は3日目の最終回です。皆様、お付き合いください。貸し倒れ引当金関係と、その他(いままで述べていなかった項目全般)について記載します。

貸倒引当金関係①個別評価行う場合、特定の事由があるか個別評価する金銭債権の取立不能見込額の算定は妥当であるか(税務上は、担保物以外に回収可能でないことが明らかか、担保物処分の日時を要するか)③個別評価事由が生じていることを称する書類等の保存はあるか法定繰入率を選択する場合、債務者に対する買掛金、借入金等実質的に債権と認められない金額を把握しているか損金経理しているか⑥毎期洗い替えの処理がなされているか

その他①貯蔵品となるものが、損金経理されていないか出張旅費について、報告書等により出張の事実の疎明できるか賃借料等、前払費用として処理すべき支出はないか債務免除による貸倒について、公正証書、内容証明郵便等により貸倒の事実を疎明できるか関係者間の金銭消費賃借について、適正な利率による利息のの収受はあるか棚卸資産について評価損を計上できる事実はあるか。その疎明は可能であるか、単に実地棚卸高に計上しないとする処理をしていないか

皆様いかがですか。決算はチェックしながら慎重に行う必要があります。決算のチェックせず、誤りに気付かず行うと大変なことになります。疑問点等ございましたら、遠慮なく当事務所まで、お問い合わせいただければ幸いです。

経営支援で実績のある大阪の吉永公認会計士・税理士事務所まで

吉永公認会計士・税理士事務所の税務顧問サービスにお任せください