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経営計画に必要なマーケティング戦略 SWOT分析

2010年5月18日

マーケティングにおいてSWOT分析は必要不可欠な分析ツール。SWOT分析では、自社の強み(Strength)や弱み(Weakness)を把握した上で、将来どのような機会(Opportunity)や脅威(Threat)が待ち構えているのかを予測することになります。このSWOT分析は漠然と強みや弱み、そして機会や脅威を分析するだけでは効果がありません。対象を明確にした上で比較して「自社はどのような強みや弱みを持っているのか?」という分析を行う必要があります。

まず、自社の強みと弱みを整理してみます。自社が他社より強いものは何なのか、逆に自社が他社より弱いものは何なのか、記載していきます。次に、自社を取り巻く経営環境において、ビジネスチャンス(=機会)になる環境や条件は何であるか、逆にビジネスに悪影響(=脅威)となる環境や条件は何なのかを記載していきます。頭のなかに浮かぶものを書き出すだけでなく、関連する外部情報なども収集して、今後予測されることも漏らさず書き出すことが重要です。特に、進展スピードの速い技術面、環境・安全・規制などの変化については、必ず押さえておきたいものです。

整理した自社の「強み」「弱み」、自社を取り巻く環境の「機会」「脅威」の4つを組み合わせて分析し、自社が将来、どのような方向に進むかの明確なビジョンを策定し、継続的に発展するための最適かつ最強の戦略を立案しましょう。つまり、自社の強みで、取り込める事業機会は何か、また、脅威を回避する戦略は何か。一方、自社の弱みで事業機会を取りこぼさないための対策は何か、ということを考えてください。

SWOT分析を営業で利用する場合は、「売れる理由」(強み)をはっきりさせた後、この強みに特化して経営資源を集中させることで、効率よく売り上げを伸ばせます。あるいは「売れない商品・サービス」(弱み)をやめる決断を下す、といった使い方もできるのです。

皆様、いかがでしょうか。このようなことを行って、真の意義のある経営計画を立案する一助となります。経営計画立案して、大きく羽ばたくのであれば、真の意義のある経営計画は必ず必要なものであります。当事務所では、真の経営計画立案をご支援いたします。疑問点などございましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。

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