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ペーパーレス会計にした場合の会計伝票の承認、チェックは

2010年6月17日

昨今、紙の使用量削減、保管コストの削減、環境への配慮の観点からペーパーレス会計導入の検討、あるいは導入している会社も増えてきている。この場合の1つの問題は、会計伝票がコンピュータへの入力時点では作成されないことが多く、会計伝票の承認、チェックを行なうには、どのようにすればよいかという問題があります。解決方法として、入力承認の方法は、紙に出力して、その出力帳票で承認する方法と紙への出力をせず端末(ディスプレイ)上で承認作業する方法とに分けられる。

①出力帳票を使って承認する方法の注意点としては、承認を行った帳票の出力後における取引データの訂正は、新たな取引データの入力と同様の取引の承認手続きを必要とします。また、取引データがすべて仕訳日記帳等の取引入力の承認のための出力帳票に出力されることを保証するシステムにしなければなりません。

②端末(ディスプレイ)画面上で承認する場合の注意点は、承認者の承認マーク等の保全のため、承認者用のパスワードの使用など承認システムの作成と実行が必要となります。承認済みの取引データと未承認の取引データとの区分及びEDP会計システム内での取扱について検討する必要ああります。また、承認時の取引データの訂正は、新たな取引データの入力と同様の取引の承認手続きが必要であります。

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