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資金がないのに税金(法人税)を払わなければいけない理由

2010年6月22日

決算申告おえるとともに税金を支払います。しかし、利益がでて儲かった気がしないということがあると思います。これは、税金支払うときの基準となるベースはと資金の有無とは関係ないからです。具体的なケースでいいますと、

商品・サービスの提供は終わったが、入金はしばらく先になるケース。この場合でも、税金計算上は、利益に含められるので税金がかかります。こういうケースでは、給料や仕入先への支払が先行する場合が多いので、どうしても、手元に残るお金は少なくなります。にもかかわらず、税金は、しっかりとられてしまうわけです。

工場、システム等の設備投資が大きい場合。例えば、システム開発によって、ソフトウエアを取得する場合です。システム投資には、莫大な支出が生じます。しかも、やっかいなことに、この支出は、すぐに経費にはなりません。数年かけて、徐々に経費にしていくことが一般的です。
経費にならない、ということは、税金がかかる、ということです。

多くの在庫を抱えている場合。ビジネスを進めるうえで、在庫を大量に買い付けなければいけない、という場合があります。特にお店などを構える場合には、お店に陳列するための商品をたくさん仕入れておくことになります。また、製造するために、原材料をたくさん仕入れておかなければいけない、というケースもあります。しかし、このような原材料・商品等は、原則として、売れた分しか経費にできません。購入して資金減っても、それが売れるまで経費にならず、税金がかかるということであります。

皆様いかげですか、儲かっていない感覚なのに税金払うことは、大変です。このようなことにならんさいように注意うください。どのようにすればいいという疑問点については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせいただければ幸いです。

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