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同族会社である中小企業の事業承継にあたり考慮すべきポイント

2010年6月24日

非公開かつ同族の中小企業にとって、事業を円滑に継承するには、事前準備が必要です。税金だけの問題お考えればいいのではありません。下記の点を、ある程度の時間をかけて検討していく必要があります。

後継者対策(会社の混乱さけるため、後継者への移行は10年から15年かけておこなう必要があります。その際には、前世代のモノサシではなく、選択のルールを明確にして定めるのが適切であります。)②報酬計画(親子関係、その他情緒的な要因をもとに決定されるケース多いですが、労働対価は、ファミリーメンバー以外も含めて公平に評価)③ファミリーメンバーの持分(株式の移転等について方針定め、事業に積極的に関与している人の持分高めること)④事業に関与しないファミリーメンバー(株式所有による経営と所有を不公平なく、事業に関与しないファミリーメンバーにも配慮)⑤ファミリー以外の幹部登用(幹部登用の際の株式所有、退職の際の株式処分方法を慎重に決定)⑥退職及び相続計画⑦ファミリーメンバーの事業への参画(ファミリーメンバーが事業に参画するルール設定し、ファミリーメンバー以外との公平感確保)⑧事業戦略計画財務構成(会社と家族間の所有権移転、所得の流れの最大限の効率及び柔軟性実現)⑩資産の保全(ファミリーの資産が会社の業績に左右されないように、資産基盤築くと、後継計画容易になります。)⑪対立の解決(取締役会あるいは株主間の問題なると、長期化し、企業経営に影響)⑫一家の信条・理念(家族の信条共有し対立防止)

皆様大丈夫でしょうか。事業承継は長期間必要です。疑問点等ございましたら、遠慮なくお問い合わせいただければ幸いです。

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