昨今、ベンチャー・中小企業の資金調達は厳しくなってきています。リスクマネーの提供者であるベンチャーキャピタルは経営状況悪化し、資金提供を大幅に絞り込んでいる。間接金融である銀行も信用力のない成長途上にある中小企業・ベンチャー企業に対して、ほとんど貸出できない状況であります。昨今注目されているのが、返済不要な成長のための資金調達ができるグリーンシート市場であります。グリーンシート市場とは・・
日本証券業協会は一定水準の開示を行っている銘柄を「店頭取扱有価証券」と定義し、このうち証券会社が投資勧誘を行うものをグリーンシート銘柄として指定する制度である。証券会社による未上場・未登録株式等の投資勧誘するものであります。グリーンシートの制度は、証券取引所のような高度な売買機能は有していません。証券市場ではありますが、成長性のある中小及びベンチャー企業に直接金融での資金提供する役割があります。証券会社が未上場会社の公募増資、株式のう売り出し、私募債等の取扱を行うことで、発行会社(当該企業)単独で行うより広く一般の投資家も含めた投資勧誘が可能となります。発行会社は自社を応援してくれる広い範囲、つまり、取引先、個人投資家、発行会社のファン等から資金をあつめることができます。投資家は、早い段階で発行会社に投資することができます。また、投資された方の売却ニーズを満たすため、証券会社を通じて投資した株券等の売買ができるようになっています。
アメリカの市場、ピンクシートをイメージしたものです。
皆様いかがですか、ベンチャー・中小企業にとって成長資金を調達するのに有効な制度であります。
企業成長のためのグリーンシート市場への株式公開による資金調達実績は当事務所では多々ございます。疑問点、検討しようと考えられる方はお気軽に当事務所までお問い合わせください。
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