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在庫管理システムを整備するときは、在庫管理目的に役立たせること 

2010年10月5日

在庫管理という言葉を、よく聞きます。では在庫管理の目的はどういったことでしょうかと問われた場合、明確に応えられないことが多々あります。この目的が明確でないと、コンピュータシステムで在庫を効率的、不正がおきにくいような仕組みを構築することはできません。大きく言いますと、在庫管理は下記の目的で行います。コンピュータシステムを導入するときは、下記の目的に準拠しなければ、経営管理に資することができなくなります。

顧客からの注文に対して、可能な納品日及び納品数量の割り出しを行うことができること ②出荷担当者に対して、出荷商品の保管場所及び保管数量の情報を提供できること ③仕入担当者に対して、原材料、部品、仕掛品、製品や商品別に在庫の過不足状態を示す情報を提供できること ④売上予測に対して、在庫の水準が適切であるかどうかを判断する情報を提供できること 不動在庫を把握でき、在庫処分、在庫の評価をタイムリーに行うようにできること であります。

なお、在庫水準が適正かどうかは、絶対的金額で表現されるものではなく、将来の需要の変動に応じて、その都度判断されるものでなくてはなりません。それは、企業の年間計画の中で、需要がどのように推移し、それに対して一定のサービス水準を保つには、どれくらいの在庫保有が必要かを、その時の調達の容易性、物流の経済性、不足の事態のこと等を考慮して決定されます。

皆様いかがですか。システム構築・変更には、多くの時間と資金を要します。だから、誤りがないように慎重に行う必要があります。疑問点、検討しようと考えられる方はお気軽に当事務所までお問い合わせください。

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