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同族経営(同族会社)のメリット、デメリットを勘案して事業承継の計画

2011年1月31日

世界的に見て、同族企業は全企業数の約70%を占めると言われていますが、日本では更にその比率が高く約95%の企業が同族経営を行っています。

日本経済の基盤を支えている同族企業ですが、どの様な特徴があるのでしょうか。同族経営のデメリットとしては①親族特有の甘えが出ること、②能力に見合わない昇給があること、③外部の目がなく不祥事の温床になる危険があることなどが挙げられます。2007 年には、「赤福餅」の赤福や、「白い恋人」の石屋製菓、そして不二家など同族企業による不祥事がありました。メリットとしては、①長期的な視野に立ち粘り強くビジョンを追求できること、②株式買収によって経営権が奪われるリスクが抑えられること、③従業員や他の利害関係者と親密な関係を構築できること④幼少期から経営者を見て経営を学べること、などが挙げられます。中でも同族経営を行う老舗企業の経営者からよく語られるのは、「幼少期から先代の姿を身近で見て、経営者としての物の見方・考え方などを学べる」ということです。パン・アキモトも、同族による経営を行っています。現経営者である秋元氏は小さい頃から朝2 時に先代である父に起こされパン作りを手伝っていたそうで、飛行機事故により火傷を負い、うまく曲がらない手で懸命にパンを作る姿、研究会や勉強会に足しげく通う研究熱心な姿を見て幼いながらに尊敬の念を抱いたと言います。また、先代は「アジアに貢献したい」という気持ちから、フィリピンや台湾などからパン職人になりたいという青年を招き修行をさせ、母国に帰すということもしていました。そんな姿を見た秋元氏は、2代目として自分のすべきことについて常に考え、結果、阪神・淡路大震災の被災者の声からパンの缶詰を生み出し、また国際的な飢餓の問題を軽減したいと救缶鳥プロジェクト(期限間近の缶を下取り、援助物資として送る活動)を起こしました。「先義後利」の精神は、先代からごく自然な形で受け継がれたものだったのです。事業承継を成功させるためには、早い時期から計画的に準備を進めることが大切です。そのためには事業の現状分析、どのような方法で事業承継を行うかという計画が必要となってきます。

皆様、いかがですか、中期的な観点から、ある程度の時間をかけて、どうするか検討する要があります。急にあわてて行うことは、検討不足で、できないこともありますので、ご注意ください。また、具体的にどのように行うのか疑問点についても、お気軽に、お問い合わせください。

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