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システム開発、導入(情報システム)にあたり基本計画の重要性

2011年4月18日

システム開発、導入にあたり、多くの企業で見られるのは、あまりに短期間の間に多くのアプリケーション・システムを開発してしまおうという無理な計画である。情報システムの開発にはかなりの時間を要します。

1つの問題は、あるアプリケーション・システム開発にどのくらいの時間を要するかが正確に見積もれないことであります。これは、コンピュータのプログラムの作成に要する時間がシステム・アナリストやプログラマーの力量によって大きく異なってくるという人的要素が大きいという問題に起因するのですが、開発するアプリケーション・システムに、どのような機能を織り込むべきかが明確に定義できないという理由に基づくことが原因として多く、かつインパクトが大きいものであります。要するに、開発の担当者と、それを依頼したほうとの間に共通の理解がないまま無理なスケジュールで情報システムの構築を始めてしまうことが問題の大きな原因であります。

そこで、アプリケーション・システムの開発についてはできるだけ慎重な計画を建てることが望まれます。特に、どのアプリケーションの開発が緊急性が高いかを明確にしなければなりませんこの緊急性は以下の点を留意して決定する必要があります。①現在使用しているシステム、あるいは手作業での方法がいつ限界になるか、②あるアプリケーションを先に構築しないと他の重要なアプリケーションが構築できないか(例 在庫システムと発注システム)、③アプリケーションの対象業種が競争上重要で、情報システムの利用が必須のものであるか、④株式上場目指す場合は、現在の情報システムで満たすことができないか、そして、アプリケーション・システムの開発プランをまとめ、このプランに基づいて開発作業を推進していく必要があります。このプランのことをシステム化の基本計画と呼びます。

皆様いかがですか。システム開発、導入は、多くの時間と資金を要します。それゆえ、誤りがないように慎重に行う必要があります。疑問点、あるいはシステム構築お検討中の方はお気軽に当事務所までお問い合わせください。

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