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金融機関からの借入(資金調達)時の、決算書、担保、保証人の位置づけ(1)

2011年8月5日

決算書 担保 保証人は、銀行から融資を受けるとき、銀行が審査を行うにおいて、銀行が審査材料として検討するものであります。

審査における優先順位としては、
1.決算書
2.担保
3.保証人
という順番
となります。

融資審査は、決算書で8割が決まります。

決算書には、貸借対照表と損益計算書とがありますが、貸借対照表で、銀行員が何よりも目がいくところは、純資産、です

純資産は、プラスであることが必須。マイナスであれば、債務超過と言われ、融資は困難となります。

また純資産がプラスでも、資産の部の各勘定科目にて資産価値のないものがあり、実質の資産で見て、純資産がマイナスとなれば実質債務超過と見られ、融資は困難となります。

次に、益計算書で、銀行員が目がいくところは、営業利益・経常利益です。当期純利益ではありません

当期純利益は、その期だけの利益・損失である特別利益・特別損失に左右されやすく、銀行の見方としては、参考程度にとどまります。

営業利益・経常利益、いずれかがマイナスであると、融資は受けにくくなります。

融資審査においては、決算書が8割のウェートをしめます。

次回は、担保と保証人と金融機関からの借入(資金調達)について記載いたします。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるのか等のご質問については、お気軽に当事務所まで、お問い合わせください。ご相談させていただきます。

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