吉永公認会計士・税理士事務所
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クラウド、AI活用による関与先の負担軽減および会計業務効率化

2018年1月4日

昨今、様々な業界において、AI及びクラウドの活用が進んでいます。
会計事務所、会計業務も例外ではなく、この波は押し寄せています。
会計事務所にとって取り組みは、様々でありますが、当事務所ではクラウドおよびAIを積極的に活用していくことが、関与先及び我々会計事務所によって有益であると考えています。

会計業務、会計事務所の業務は、様々な業務処理過程において、コンピュータへの入力作業が発生します。
例えば、売上業務においては、関与先は、売上後に請求書の作成、売掛金管理台帳の記入し、会計事務所は、関与先から領収書、銀行預金通帳の写しを郵送等で入手後、売上計上、売掛金の入金を経理業務として会計ソフトに入力します。
この間、関与先は、請求書作成入力、売掛管理台帳作成入力、入金後売掛台帳に入金の入力、会計事務所は会計ソフトに売上計上、売掛金入金入力の作業が発生します。(5回コンピュータへの入力業務)
クラウドを導入することによって、請求書作成入力を行えば、この入力データを1つの流れにつなげることができ、入力業務が大幅に削減できます。
預金、クレジットカードのデータをインターネットバンキング等の機能によってクラウドに取り込めれば、関与先は預金通帳を記帳し、通帳写し等を会計事務所に送付する手間も省けます。
少人数で業務を行う中小企業においては、様々な雑多業務(請求書発行、支払のための予定表作成、給与計算のみみらず、未入金債権管理業務等の管理業務)は会計事務所に業務委託することによって、本業に集中することもできます。

一部の税理士は、クラウド、AIは会計事務所業務を奪うのではないかといって、批判的でありますが、上記メリットを勘案すると、関与先及び会計事務所にとってメリットが大きいと、当事務所は考えていますので、業務のクラウド活用には取り組んでまいります。

皆様いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等の御質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。