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株式上場審査において求められる内部監査のポイント

2012年10月31日

内部監査の目的は、経営効率の増進であります。
さらに、株式上場を目指す会社においては、内部牽制機能が十分に機能しているか否かを内部監査をを通して検証していくことが必要であります。
株式上場審査の立場から言えば、内部監査は、内部牽制組織のチェック、自律的な調整機能が働いているか否かをチェックする最も有効な手段であるということが言えます。

上記の観点から、内部監査に関する審査上のポイントをまとめると、次のようになります。
①社内の他の部門から独立した部門により内部監査が実施されているか
②期初に「内部監査計画書」が作成され、当該日程に従って整然と監査が実施され、その結果が「監査報告書」として社長に提出されているか
③「監査報告書」等により改善事項の指示が非監査部門長に伝達され、当該指摘に対する「改善結果回答書」が内部監査室長あてに提出されているか
④指摘事項は即座に改善又は改善の検討がなされ、次回以降の「監査報告書」で改善の結果が確認できているか
⑤指摘事項の中に内部牽制の欠陥を示すような質的な問題はないか
です。

皆様、いかがでしょうか。当事務所は、ベンチャーキャピタル出身の公認会計士であります。様々な経験が豊富であります。遠慮なく、疑問点等がございましたらお気軽にご連絡いただければ幸いです。

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