これから起業、会社設立を行い、ベンチャー企業を展開するという実践的な観点にたっとうえで、大きな枠組みから産業や市場をとらえ、目指す市場でどのように利益をだすのかビジネスの仕組みを組み立てることが起業家には求められます。
つまり、自事業の基本的な戦略を立案、デザインするにあたり、多面的なチェックを行う必要があります。
下記の項目からのチェックは必須でしょう、
①当該市場の成長性や規制の程度はどうか
成長市場か成熟市場か新しい技術や製品がでてくる可能性、規制によりコストが割高になるのかどうかどうか、将来的に規制は緩和されているのか
市場構造(売り手、買い手の数、製品の差別化、参入障壁)はどうなのか
競争、寡占、ニッチ、全く新規の市場なのか
②競争事業者が強いか
競争企業の方が価格や品質が良いのか、販売網が押さえられていないか、製品開発力、製造プロセスの革新はあるのか、原材料等の供給のネックはあるのか
③自社の内部の問題に障害はないか
新製品の開発力、技術力はあるのか、人材は社内だけで十分なのか、製品のメンテナンスや販売力はあるのか、投資負担に耐えられる財務基盤があるのか
ビジネスモデルについては、成功しているものを真似る、または、失敗しているビジネスの欠点を補い立て直す等で、類似ビジネスを参考にすることもよいでしょう。
皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。