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起業、会社設立・・資金繰り表の必要性

2025年8月25日

キャッシュフロー計算書や資金収支表よりも、中小企業にとって身近なのは資金繰り表です。
資金繰り表も現金(キャッシュ)の出入りに関するものなのです。
キャッシュフロー計算書と同様に作成することができます。

中小企業がまずはじめに資金繰り表を意識するのは、銀行に借入を申し込みにいったときであること多いと思われます。
銀行の融資担当者から銀行所定の資金繰り用紙を渡され、これを埋めるようにいわれて因惑したかたも少なくないようです。

資金繰り表をなぜ求めるかというと、事業の存続、展開がどのようになっているか銀行が把握したいためであります。
銀行にしてみれば、融資しても、金利含めた融資金が回収できるか確認していくことが目的です。
損益面で黒字がでていても、資金が足りなく事業継続ができないこともあります。
いわゆる黒字倒産です。
資金繰りを、経営者は意識しているか、把握することも目的です。
資金がどうなるか、意識していない事業者だと、銀行からすれば、金利含めた融資金が回収できないリスクがあると考え、このような経営者には危なくて融資できないという判断にもつながってきます。
経営にとって資金繰り表は非常に重要です。

中小事業者では、資金繰り表を通常作成していないことが多く、銀行借り入れの際に作成するものだと思われているケースも少なくありません。
経営者の頭の中にだいたいの資金繰りができていて、手書きのメモ程度のことが書かれているような場合、いざ、資金繰り表の様式をわたされても、すぐに資金繰り表を作成できないのが現状です。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。