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起業、会社設立・・・社会保険がどうなるか

2023年7月18日

事業を営んでいくと、納税とともに社会保険の納付も必要になってきます。
社会保険は大きく2つにわかれます。
医療面に、国民健康保険と健康保険、年金面は国民年金と厚生年金のどちらかです。

個人事業主は、国民健康保険と国民年金に加入、法人の場合、健康保険と厚生年金に加入することになります、
法人の場合、法人と各個人で折半して保険料を負担することになります。
法人の場合、会社負担と個人負担合わせると、額面給与金額の約30%プラスアルファ分負担することになります。
社会保険料負担の面からみると、一般的には、法人のほうが個人事業主より負担が大きくなりますが、法人の場合、給与をいくらに設定するかによって、負担金が大きく左右されます。
また、賞与の場合、社会保険は、社会保険料負担額に限度額が設けられていますので、給与と賞与の金額をどのように設定するかでも変わってきます。
法人が加入する健康保険と厚生年金は。個人事業主が加入する国民健康保険と国民年金より手厚いこともあり、メリットがあります。
例えば、健康保険においては、病気やケガで執務できず休んだ場合は、給料が出ない場合に傷病手当金がもらえたり、出産で休んだ場合は、出産手当金がもらえます。
厚生年金においては、受取額は国民年金より大きいし、社会保険加入者に万が一のことがあった場合、配偶者は再婚しない限り遺族年金がもらえます。

税負担において、金神事業より法人化して減ったとしても、社会保険のメリット、デメリット、給与の設定どうするかも考慮する必要があります。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。