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事業承継‥後継経営者の配偶者選び、教育

2020年12月21日

経営者という職業は、24時間切れ目のない職業です。
家族と会話をしていても、一緒に旅行していても、社長の頭の片隅には常に経営のことがあります。
子供の事業参観や運動会、お遊戯会等、子供の行事への出席は、昨今の社会情勢に照らすと、出席するのが必須義務のような雰囲気です。
しかし、こうした行事に必ず出席できるかどうかはわかりません。
仮に出席を約束していても、直前になって、接待ゴルフに行かなければならないという、バツの悪い事態も、時々、怒り得ます。

経営が厳しさを増していったとき、配偶者が後継者を支える唯一無二の存在になるなる可能性があります。
家族をより大切にするという意識の高まりの中で、経営者の職業をどこまで理解してもらえるか・・・
後継者の経営にとって、配偶者の存在は想像以上に大きいものです。

業績不振になると、協力者が次々と離れていってしまうということが起きます。
後継社長は、常に頭の中は、経営のことで頭がいっぱいになり、家の中で家族にストレスをぶつけてしまうことも起こりやすくなります。
配偶者も後継者と離婚して離れてしまうケースもあります。
一方、後継者社長が債権者との交渉や資金繰りに追われる中、経営現場を切り盛りし、見事に会社が立ち直る原動力になった配偶者もいます。

孤独な後継者社長の精神的な支えになる配偶者の存在に注目し、後継者の配偶者選びと配偶者教育という課題に注目する必要があります。

皆様、いかがでしょうか。疑問点、具体的にどのようになるか等のご質問については、お気軽に当事務所までお問い合わせください。